刑事訴訟及び民事訴訟の違い

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刑事訴訟、民事訴訟及び行政訴訟

訴訟には刑事訴訟、民事訴訟及び行政訴訟の3種類があります。
この中で、弁理士が扱うことができるのが民事訴訟と行政訴訟です。民事訴訟と行政訴訟の中でも、特許や商標等の知的財産に関する訴訟に限定されます。

刑事訴訟とは

刑事訴訟とは、刑事罰の適用に関する訴訟です。
刑事罰とは罰金、禁錮、懲役等のテレビでおなじみ?の罰則です。
刑事罰は、検察によって起訴されて裁判所が有罪判決が下すと科されます。
刑事訴訟では有罪率は99%を超えているといわれてますので、起訴されたら相応の覚悟が必要になります。
刑事訴訟は、検察は警察から送検された被疑者や証拠等の基づき、起訴を行います。
このとき、不起訴になることも多いようです。不起訴になれば、刑事訴訟にはなりません。
刑事訴訟では、原告は検察、被告は被疑者になります。
知的財産でも刑事訴訟は起きるのですが、そのときは商標権侵害や著作権侵害に関する訴訟が多いです。
例えば、ブランド品の偽物を売買して、警察に逮捕されるニュースなどは、商標法違反の疑いのある刑事事件になります。
最近では、「偽バーキン販売 商標法違反で罰金刑 新潟地裁」のようなニュースがありました。

民事訴訟とは

民事訴訟とは、審判の対象が私法によって判断される事件です。
民事訴訟は個人で起こすことができる訴訟であり、警察は関係のない訴訟です。
民事訴訟では、原告は訴えを提起した人、被告は訴えられた人になります。
例えば、貸したお金を返してもらうために訴える行為は民事訴訟になります。
民事訴訟における判決では、罰金や懲役と言った罰則は科されません。
例えば、上述の貸したお金を返してもらうための訴訟では、お金を借りた側(被告)がお金を返さなければならないのか、返すとしたらいくらなのか、といったことが判断されます。
知的財産に関する民事訴訟では、損害賠償、差し止め、信用回復措置等を被告に請求することが多いです。
なお、民事訴訟は私人間で行われる訴訟であるため、判決が出る前に和解することも多いようです。とくに知財に関連する民事訴訟の場合、裁判官が和解を勧めることも多いようです。
最近の民事訴訟では、任天堂とコロプラとの訴訟「 任天堂vsコロプラ『白猫プロジェクト』 訴訟記録に名作ゲーム続々、ライバル企業も熱視線 」が話題になっています。
最近、両社は和解しました。

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