特許事務所の残業時間

特許事務所で働いてみたいけど、残業時間ってどうなの?
そんな疑問はありませんか?
一言でいうと、特許事務所の残業時間は長いです。

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特許事務所の残業時間は長い

 特許事務所の残業時間は長いです。弁理士同士の会合でどれくらい働いているのか聞いてみると、飲み会などのイベントがなければたいてい21時以降まで働いていました。きわめて稀に、大体定時で帰れるとか、久々に21時まで残業したとか、そういう話をしてくれる弁理士もいますが、はぐれメタルに遭遇するくらいの確率でしか会ったことがありません。特許事務所に勤める場合、恒常化した残業とは切り離せないと考えても良いと思います。
 また、特許事務所にはノルマ(目標)があることが多いです。ノルマとは所定期間内に自分が達成すべき仕事量です。ノルマは売上金額の場合もありますが、明細書等の書類の作成量の場合もあります。ノルマの設定は特許事務所によって様々です。ノルマを達成できなければ、収入が減ります。一方でノルマを達成すれば収入を大きく増やすことも可能です。だから、自分はノルマを低めにしてワークライフバランスを取りたいという要求が通ることはほとんどないです。というか聞いたことがありません。このため、「ノルマ」に制限されて、短い労働時間で済むことはほとんどないのではないかと思います。また、特許事務所は、そもそもの仕事量が多く、少ない報酬でいいから仕事を減らしてくれという融通が効かないこともあるからです。

自分の残業時間

 私の残業時間は80時間くらいでした。この残業時間は、自宅で仕事をした時間も含まれます。平日に40~60時間位事務所で残業をして、休日に20~30時間くらい自宅で仕事をすることが多かったです。特許事務所では、どれだけ残業をしても残業代が出ることは少ないです。あるいは、残業代が支給される残業時間に上限があります。なお、私のいた特許事務所では、私のこの時間外労働時間は、標準的もしくはやや多いくらいでした。このため、問題視されていませんでした。技術分野的に電気・IT系は明細書作成が大変で、労働時間が長めになる傾向があるように思います(気のせいかもしれませんが)。

弁理士と事務員の残業時間

 特許事務所には、職種によって残業時間が大きく異なります。特許事務所には、主に技術と事務の2つの職種があります。技術は主に顧客の知的財産の権利化や係争を担当する職種です。弁理士は主に技術に所属することが多いです。事務は、主に特許庁や顧客への書類提出を担当する職種です。事務は、事務職希望者がなることが多いです。ただ、事務は、外国特許庁への書類提出等がありますので、英語力を求められることもあります。
 残業時間は技術の方が長いです。事務は定時または1時間程度の残業で帰ることが多いです。事務が残業をする日は、出願が多い日や、出願が遅れたりする日です。

転職サイトの残業時間はあてにならない

転職サイトにも特許事務所の求人があり、残業時間が掲載されていることがあります。しかし、この時間は技術も事務もあてにはならないと思います。なぜなら、転職サイトに掲載される残業時間は、技術と事務の平均値だと思われるからです。私の個人的な意見では、掲載されている2~3倍が技術の残業時間、2分の1~3分の1が事務の残業時間という印象です。いずれにせよ転職サイトの残業時間を鵜呑みにすると失敗すると思います。

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