書評:転職と副業のかけ算

転職と副業のかけ算という本を読みました。この本は、転職によって本業の年収を伸ばしつつ、本業で得た知見を副業に活用することを説いています。本の著者moto氏は、本業と副業の合計年収が5000万円であることで、ツイッターを中心に注目を浴びています。本書には、年収を上げてきた著者の考え方が記載されています。それだけではなく、転職後の成果の出し方も記載されています。私は転職先が決まった後に本書を読みましたが、転職後の内容が大変勉強になりました。

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転職は年収アップの手段である

本書では転職を年収アップの手段の1つとして説明しています。本書では、転職は、会社を解雇されたからとか、会社が嫌だからとか、そのようなネガティブな行為ではなく、目標となるお金を稼ぐためのポジティブな行為に位置付けられています。常に転職できるような人材であるために、自分の市場評価を大切にすることを説いてます。本書では、市場評価を高めるために「会社の業績を伸ばすための本質を見極めて、効率的に行動する力」(81頁から引用)を高めることが重要であると述べています。その具体的な手段については、本書に記載されています。

本業と副業のシナジーを狙う

本書ではまずは本業で成果を出すことを主張されています。moto氏は、例えば本業で得られた知見をコンテンツ(副業)にして売っているからです。本業で得られた様々な知見は、他の人に取って価値のある情報であると気がついたからだそうです。また、副業を通じて得られた知見を本業に生かすことも薦めています。このように、知見を本業と副業と両方に活用していくことで、両方に良い影響をもたらすことができると主張されています。そのためには、まずは起点となる本業で成果を出す必要があるのです。

転職後の成果の出し方

本書では転職先の企業でどのように成果を出していくべきかについても言及されていました。転職先の企業では成果を出すことは当然ですが、いきなり高い成果を出すことによるデメリットについても説いています。本書では、転職先の人達からの顰蹙をうけないように、関係を構築したうえで、成果を出すことが望ましいと説いています。関係を構築する前から成果を出し続けると、今後の仕事がやりにくくなる可能性があるようです。弁理士等の士業事務所では、いきなり成果を出し過ぎることで仕事がやりにくくなるということは少なそうですが、伝統的な大企業であればあるほど、このような事前の関係の構築は重要になってくると思います。

自分に課した宿題

本書を読んで、自分に2つの行動計画を策定しました。ビジネス書に記載されている内容は、書かれたことを実践してこそ意味があるものと考えているからです。1つ目は、転職先の企業で成果を出すための行動計画です。本書では、入社から3か月までに何をやって成果を出していくのかを大まかに説明してあります。そこで、私は、これをベースに転職先の企業で自分が具体的に何をするのかを示す3か月分の行動計画を策定しました。
2つ目は、副業でお金を稼ぐための行動計画です。本書では、副業ではテーマと金額を決めることが大切だと説明してありました。そこで、私は、どのようなテーマで、いつまでにいくらくらいを副業で稼げるようになっていたいのかを具体的にし、それを実現するためには何をすべきかを整理しました。

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