転職活動に必要な英語力とは

転職活動では求人条件に英語が求められる場合があります。知財業界では外国に出願する場合があるため、そのような場合には英語を使って出願することがあるからです。そのため、知財業界では英語は日本語の次に重要な言語です。転職活動ではTOEICのスコアが英語力を示す指標として求められることが多いです。しかし、TOEICのスコアを有しているに越したことはありませんが、転職活動に必須ではないと感じています。
この記事は2019年に特許事務所から企業知財に転職をしたときの私の経験にもとづき作成しています。

スポンサーリンク

TOEICスコアは必須ではない

 転職活動ではTOEICスコアのような客観的な英語力は転職活動で必須ではないと感じました。転職活動をした頃、私のTOEICのスコアは600点台でした。しかし、TOEICスコア600点台よりも高いスコアが応募条件として課された企業の書類選考にパスしたからです。面接でも英語力について問われたことは殆どありませんでした。つまりTOEICのスコアは参考程度にしか見られていないということだと思います。

 もちろん、英語力を重視するためにTOEICスコアを厳格に定めている企業もあると思います。だからTOEICのスコアは何点でも正直に書けば良いかというと、そうでもないようです。例えば、TOEICのスコア600点台は転職活動に必要な最低限(履歴書に書ける程度)のスコアと言われています。600点台よりも低い場合には、スコアを積極的に書かないほうが望ましいようです。ただし、TOEICのスコアを書かない場合、万に一つ面接で英語について問われた時に備えて、自分はどれくらい英語ができるかといったことを説明できる程度にはなっておく必要があると思います。

TOEIC以外でアピールできる英語経験

 TOEICのスコアが低い場合、面接対策としてTOEIC以外でアピールできる英語力が必要です。英語力をアピール手段として実務経験があります。例えば、知財業界の場合下記のような実務経験はアピールする手段になります。

・明細書の翻訳あるいはそのチェック
・海外のOA対応
・外国代理人とのレターのやり取り
・外国文献調査の経験
・海外特許庁との口頭審理 等

 これらの実務経験は職務経歴書に書いておきましょう。私の場合、米国や欧州のOA対応や、明細書の翻訳チェックを記載しました。です。セミナー資料を作成するために英語文献を読んだ事も記載しました。このように、TOEICのスコアが低い場合でも、業務で英語を使えること、あるいは使ったことがあることをアピールすることで、応募先企業に安心感を与えることができます。

英語力不足は気にしない

 転職活動を始めた場合、いまの英語力不足を気にしてもどうすることもできません。いきなり英語力を身につけることは不可能だからです。それよりも今までの業務を振り返り、業務の中でどのように英語を使ってきたかとか、それが応募先の業務でどのように役に立つのかを考えて、履歴書や職務経歴書を作成したほうが効果的だと思います。転職活動をはじめると欠点に気を取られがちですが、転職活動は短期決戦です。欠点は気にせずに選考を進めたほうが良いでしょう。

なお、転職活動前にTOEICのスコアを600点まで上げたいということでしたら、下記の本と公式問題集がお勧めです。私はこの2冊で600点まで上げました。

タイトルとURLをコピーしました