弁理士の知財部への転職活動

私は特許事務所で働きながら、企業知財部への内定を獲得しました。一般に、特許事務所から企業知財部へ転職することは難しいと言われています。しかしながら、一般的な転職活動とそれほど難易度は変わりませんでした。
参考:転職活動での応募数・内定率等
そこで、私がどのような手段を使って企業知財部への転職を行ったのか説明します。

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転職活動の流れ

転職活動は主に以下の4つの流れで進みます。
1.転職サービスへの登録
2.転職先企業への応募
3.面接~内定
4.転職先への内定受諾

転職サービスへの登録

まず、転職サービスに登録を行います。転職サービスは、 転職を斡旋してくれるサービスのことで、パーソルキャリア(doda)やリクルートといった企業が提供しています。 転職サービスは、弁理士や特許技術者等の特許事務所勤務者でも、活用できます。そして、求人情報は、特許事務所だけではなく、企業知財部もあります。
私は、doda、リクルート、ビズリーチ及びパソナの4社に登録を行いました。doda、リクルート及びパソナでは、登録を行うと担当の転職エージェントがつきます。企業への応募を開始する前に、これら転職エージェントと対面又は電話で面談を行います。面談では、求職者の希望をヒアリングしたり、転職サービスの使い方等を説明してくれます。面談が完了すると、ヒアリング内容や登録内容に基づいた求人情報が定期的に送られてくるようになります。

転職先企業への応募

転職サービスから送られてきた求人情報を見て、希望する企業に応募します。求人情報は、複数の転職サービスから重複して送られてくることも多いです。そういう場合、どの転職サービス経由で応募してもよいです。たまに、特定の転職サービスからしか送られてこない求人情報もあります。
応募すると、応募先企業によって書類選考が行われます。選考結果は、いつまでも結果をくれない企業もあれば、すぐに結果をくれる企業もあります。応募から結果までの期間は、平均して1週間くらいでした。
書類選考の通過率は2割くらいでした。このため、書類選考は落ちるのが当たり前です。転職エージェントも、通過率はこの程度だと言っていたので、こんなものなのでしょう。書類選考は落ちて当たり前だと思い、気軽に応募したほうが転職はうまく行きやすいと思います。

面接から内定

書類選考に通過すると、面接が行われます。面接はだいたい1~3回行われます。面接回数は企業によって異なります。面接回数は、2回の会社が多かったです。
面接の日程は、転職エージェント経由で調整します。大抵、応募先企業から候補日を提示されますので、その候補日に合わせます。提示された日程のいずれも都合が合わない場合には、代替日を提示することもできます。
面接の時間帯は面接先企業の勤務時間帯で行われることが多いです。そのため、有給休暇をとる必要があったりします。自社がフレックスタイムを導入している場合には、うまくコアタイムを外して面接日時を調整することで、有給休暇を使わずに面接に参加することもできます。
一次面接の通過率は大体3分の1くらいでした。転職エージェントとの面談でも同様の通過率を告げられておりました。このため、一次面接でも落ちる可能性があるのだと考えてください。ただ、面接は、何度かやっているうちに受け答えが上手になるので、上達していきます。そのため、志望度の高い企業ほど面接日程を後ろにずらすことをお勧めします。二次面接以降は大体受かると言われています。実際、私も二次面接以降は全て合格しました。

転職先への内定受諾

内定が出ると、その内定を受諾するか否かの判断を行います。転職活動での頑張りに比例して、内定が出た時の安堵感は高くなり、安易に受諾してしまいそうになるので注意してください。特に、まだ選考が残っている場合は要注意です。
内定がでると、転職サービス会社が内定受諾をしつこく迫ってくることが考えられるからです。しかし、他の選考が残っている場合、1社を残して辞退して、受諾を保留しておくことをお勧めします。転職エージェントから矢のような催促がくるかもしれませんが、他の選考が終わるまで待ってくれとしっかりと伝えましょう。
求職者は、内定が出たらなるべく早く受諾しなければ内定を取り消されてしまうと考えてしまうかもしれません。しかし、内定を出してから1~2週間も待てないような会社は、まったく余裕のない危ない会社だと思ったほうが良いと思います。しかし、2週間以上も返事を待たせるのはさすがに失礼にあたると思います。このため、内定から1週間を過ぎたくらいから、選考が残っている会社を担当している転職エージェントに対応を相談してみるのがいいでしょう。内定を受諾すると、その会社に転職することが可能になります。

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